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より速く、より的確な画像データの整理・編集に最低限必要な知識とテクニック。
少しでもデータの劣化を防ぐ為にはどのようにすればよいのか?。 フォトショップを使う際の画像データの正しい取り扱い方、適切な補正方法などを紹介。 | |
■ キレイな指示線の入れ方データの整理やプレゼン用の資料を作成していると、図中に説明の文字を入れるために線を書き入れる必要にせまられる機会があるのではないでしょうか?ここでは図表の説明の為の指示線の入れ方を説明します。 もちろん、いかにしてキレイに描くか、簡単に描くか、そして素早く描くか。その方法について紹介していきます。 ■ ラインツールの使い方まぁ、線を描こうというのですから。使用するツールは御存知のラインツールです。ツールボックスからラインツールを選択します。ラインツールは『 』の様なアイコンで表示されているはずです。ただし、ラインツールは他のツールのアイコンの裏に隠れていることも多いので、もし見つからないようでしたら、アイコンを長押しして探し出してください。 ラインツールで線を描く時は、まず最初に線の太さ・矢印の有無・アンチエイリアス(後述)を有効にするか、などの設定を行います。矢印に関してはこちらを参考にして下さい。 太さなどをどれくらいにすれば良いか分からない時は、適当に好きな数字でも入れておきましょう。(大抵は1〜10くらいが妥当と思います) ただし、ラインツールで描いた線(矢印)は、描いた後で太さを変更することはできないので、気に入らなかったら諦めてやり直しましょう。「Ctrl+Z」を使えば簡単にやり直すことができます。「Ctrl+Z」は直前の作業をやり直すショートカットです。 実際に線を描く時は、線の始点でマウスをクリックし、終点でクリックしている指を離す。という作業になります。 ![]() ■ アンチエイリアスアンチエイリアスとは画像境界線上の処理のことです。下の図(図はphotoshop6.0)のようにオプションバーにある機能なんですが・・・。![]() なんとなくアンチエイリアスについて知っているという方の中には「とりあえずONにしておけば滑らかな線になるよ」という程度にしか認識していない人が多いように思います。 残念ながら(?)、アンチエイリアスがない方がキレイな場合もあります。 その一つがラインツールで水平(or垂直)なラインを描く場合です。 特に下の例のように、2〜3ピクセルの細い線などをハッキリ描こうという際にはアンチエイリアスは邪魔とさえ言えます。 (注:描画時の表示倍率を下げることで、アンチエイリアスが効いた状態でも綺麗な線が描けることもあります。) ![]() (注)斜めのラインを描く際には、アンチエイリアスが有効になっていないと、ピクセルの段差はハッキリと見えてしまいガタガタになることがあります(専門用語では、このガタガタをジャギーと呼びます)。お好みに応じてアンチエイリアスをONにして下さい。 さて、ラインツールの基本的な使用法は単純明快なので、上に書いただけでお終いです。 なので、今回はこれでおしまい・・・。 では、あまりにつまらないので(何よりタイトルと違う)もぅ少し突っ込んだテクニックを紹介していきましょう。 ■ 基本はレイヤーに描くサブタイトルの通りですが、「ライン(指示線)」はレイヤーに描き込みましょう。勿論、画像の上にだって描き込めますが、それではやり直し・手直しする際に非常に面倒なことになります。 最悪の場合は、必要な画像データを線で塗りつぶしてしまうことで、図表の作成を一からやり直す羽目にもなりかねません。 そんなコトを回避するためにも、指示線は新規レイヤーを作成してからその上に描きましょう。 レイヤー上に描くメリットは、先に挙げたトラブルを解消するだけではなく、自由自在にレイアウト変更できることにあります。 指示線をレイヤー上に(個別に)配置することによって、角度の変更・長さの調節・線の消去に至るまで、実にフレキシブルに応用が利きます。 ■ キレイに見せる方法(デザイン論の視点から:角度の統一)指示線をキレイに見せるにあたって注意すべき点はただ一つ。できるだけ線の角度を統一するということです。下の2つの例を見てみて下さい。どちらがまとまった図に見えますか? ![]() まぁ、好みの問題なので。どちらが正しい、という答えはないのでしょうが…、おそらく一般的には右の方がまとまって見えるのではないでしょうか? あ、ちなみ絵は適当に描いたものなので、細かいツッコミは無しでお願いしますね。 見易さなんてどうでもいい?そんな人もいますが・・・。 そんなこと言わずに・・・ねっ(^^) 上の例からも、使用する線の角度を統一することが見やすいレイアウトを作る上で、非常に重要な要素になっていることは明らかです。 ■ 角度を統一する方法1(角度限定)じゃぁ、どうやれば簡単に角度を統一することができるのか?と、いうことで指示線の角度を統一するためのテクニックを紹介しましょう。 まず簡単な方法は「ラインツール使用時の角度を限定する」というものです。 具体的にはラインツール使用時に「Shiftキー」を押しておくだけです。 これによって、ラインツール使用時のポインタの移動方向を限定することができます。結果として、見た目の整った指示線を描くことができる、という訳ですね。 このテクニックでは、水平・垂直とその中間(45度角)にしか角度を限定できませんが下のように、水平線と組み合わせれば意外と上手くまとまるものです。 上の右の例もこの方法で、5分もかからない間に作成しました(左はもっと早く描けましたすが、見る側に雑な印象を与えてしまいますからねぇ) ■ 角度を統一する方法2(レイヤーの複製)どうしても45度以外の角度で指示線を入れたい、そんな人もいるでしょう。そんな人の為にもう一つテクニックを紹介してみましょう。上でも書きましたが・・・、指示線はレイヤー上に描いておききましょう。 ここ、大事なところですからね。 一つ目はアナタの好きな角度に書いてください。少し長めに作っておくのがコツですね。 この指示線の入ったレイヤーを複製します。 そうすると・・・もう一つ全く同じ(角度の)指示線が出来上がる訳ですね。 ![]() 余った指示線は消しゴムツールで消してしまいましょう。 また、必要に応じてレイヤーを統合していくと、必要以上にレイヤーが増えなくて良いです。 レイヤーを複製する、って何?って人はこちら(レイヤーの複製の方法)を参考にして下さい。 もし反対方向から指示線をというのであれば、回転や反転を駆使して下さいね。 回転や反転を使う場合は編集する指示線の載ったレイヤーをアクティブにしておいた状態で「編集」→「変形」を使います。「イメージ」から回転や反転を行うと画像全体が動くことになるので注意して下さい。 どうでしょうか? レイヤーの複製なんていうラインツールとは一見、何の関連もないテクニックですが、こんな応用もできる訳です。 |
miniコラム
1pxは危険 これはフォトショップだけに関することではないですが・・・、太さ1ピクセルの線というのは非常に危険な要素を含んでいるのです。 特に研究者の場合、実験データの解析にグラフを用いたりすることも多々あると思います。 こういうグラフをエクセルで作成するときや図表に指示線を入れるときに、スマートさを意識しすぎて細い線を多用する人がいます。 結論から言うと、1ピクセルの線は(出版時に)印刷できない可能性があります。 印刷の種類によっては1ピクセルの線はハッキリと印刷できないことがあるのです。 また、1ピクセルのラインを使用したグラフを論文用に画像として投稿したとします。 もし、リサイズが必要な場合、特に縮小する場合を考えて下さい。 1ピクセルのラインは半透明(グレー)になるか、場合によっては消えてしまいますよね。 別に何の文句も言われることなく論文に掲載されたよ。って人も居るでしょうが・・・、グラフの場合は印刷前に作り直していることも多々あるそうです。 グラフなどは専門家の手にかかればあっという間に綺麗になりますが、写真などが入っている画像の場合はすこし手間がかかることは間違いないでしょう。下手すれば写真に入っている線がツブレて判別しにくくなる、なんてことも起こるかも知れません。 ま、保険と思って1ピクセルのラインの使用は止めておきましょう、ということです。 |