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デジタル写真を利用する全ての人に役立つフォトショップのテクニック。
フォトショップの使い方を、本当の基礎から応用まで紹介していきます。 ■ デジカメで撮影した写真をより美しく見栄え良くするには? ■ デジカメ写真をよりキレイにプリントアウトする秘訣とは? ■ Web用に画像を調整する方法 ・・・など。 | |
■ ツールボックスの使い方■ ツールボックスを使いこなそう。フォトショップを起動すると(初期状態で)画面左端に表示されているボックスがツールボックスです。アイコンの沢山並んだウインドウがツールボックスです。 基本中の基本だよ! そんなコト、もう知っているよ・・・。 そんな声が聞こえてきそうですね。 ま、そんなこと言わずに。今一度、基礎の再確認をしましょう。 ツールボックスの使いこなし方こそが、素人とプロの大きな差の1つなのですから。 ■ ツールボックスの基本的な使い方ツールボックスのなかには25〜30近いアイコンが並んでいますよね。25〜30っていうのはバージョンによって数が違うからです。ちなみに正確に数を数えた訳ではないので突っ込まないで下さいね。 さて、数が違えば並び方も異なるツールボックスですが使用方法は同じです。 フォトショップを使用しているときには常に何かのツールを使用している状態になっています。 現在使用中になっているツールは、違う色で表示されます。 下の例では、右上のアイコンのバックが白くなっていますね。これは右上のツール、すなわち今は移動ツールを使用している状態だということです。 ![]() 基本的にはこれだけ(笑)、なのですが・・・。 ツールボックスの各アイコンの説明は少し下を参照してもらうとしまして・・・。 実は・・・、 ツールボックスには表示されているアイコン以外にも隠れたアイコンがあります。 (本当は敢えて改行して強調するほどのことでもないですが(^^;)) いくつか、アイコンの隅に三角マークが付いているアイコンがありますよね。このアイコンは2、3秒クリックしておくと、下図のように横方向に似たような機能を持つアイコンを表示します。 ![]() 共用のPCで作業している初心者が「いつものアイコンが無いよ!」って困っていることがあります。こんな場合は、おそらく前の作業者が違うツールに変更してしまったのでしょう。 こんな風に、目的のアイコンが見つからない時も頑張って探してみて下さい。 きっとどこかに埋もれています。 ただし、バージョンが違うフォトショップを使っている場合には、場所が違っていたり元から無かったりするので、そこは要注意です。 ■ 各ツールの名前を確認する方法フォトショップのツールボックスには様々な機能を持つアイコンがあります。そして、各アイコンにはツール名が付いています。以降では、各アイコンをツール名で呼ぶことにします。 アイコン名を知らない、分からない場合にはアイコンの上にポインタを移動させて、そのまましばらくジッとしていて下さい。ポインタが指しているアイコンの名称が表示されます。 一度、全てのアイコンの名称を確認してみましょう。 普段使わないツールでも、名前くらいは知っておいても損にはなりませんよね。 名前を知っていることで「あぁ、あんな名前のツールがあったような...」と言った感じで役に立つことだってあるのです。 (注)バージョンによって、同じ機能でも名称の変わっているツールが幾つかあります。 ■ 各ツールの簡単な説明機能の分野ごとに分けて、代表的な機能について簡単な説明をしましょう。各機能の詳しい説明は別項参照ということで。大まかに系統別に説明していきましょう。・範囲選択系 「矩形(長方形)選択ツール」、「楕円形選択ツール」、「なげなわツール」、「多角形選択ツール」、「自動選択ツール」、「切り抜きツール」...etc. いわゆる範囲選択系のツールです。様々な形の選択範囲を作るために数多くのツールが用意されています。 また、切り抜きツールでは任意の長方形に画像をトリミングするコトができます。「矩形(長方形)選択ツール」を使用した後でメニューから「イメージ」→「切り抜き」を選択するのと同じ効果が簡単に得られます。 ・描画系 「鉛筆ツール」、「ブラシツール」、「消しゴムツール」、「コピースタンプツール」、「ラインツール」、「カスタムシェイプツール」...etc. 線を描いたり、消したりするツールです。各ツールごとに描画に使用するペン先の大きさを設定することができます。 ・塗りつぶし系 「塗りつぶしツール」、「グラデーションツール」...etc. 一定の範囲を、指定した色や柄で塗りつぶすためのツールです。 グラデーションツールでは、様々なパターンのグラデーションに加え、グラデーションの度合いなどについても設定が可能です。 ・パス作成系 「ペンツール」、「パス選択ツール」...etc. イラストレーターを用いている人には馴染みが深く、フォトショップのみを使用する人には馴染みが薄い機能がこのパス作成系のツールです。 「ペンツール」と言ってもピクセルで線を描画するのではなく、「パス」という実際にはピクセル上には反映されないデータを描きます。 ペンツールでは「ベジェ曲線」という技法を用いています。これによって、ペンツールではより自然に近い滑らかなラインを作ることができます。 ・画像操作系 「移動ツール」、「手のひらツール」...etc. 画面上に表示されている画像を移動させるためのツールを画像操作系としてまとめてみました。 「移動ツール」は各レイヤーを画像の中で位置を変更する為に用います。それに対して「手のひらツール」では、表示されている画像を動かしても画像の中でのレイヤーの位置は変更されません。 ・情報表示系 「スポイトツール」 素人があまり使わない機能一つ(^^;) でも、玄人はそこそこ重宝する機能の一つです。 指定したエリアの色選択、さらに色情報(RGBやCMYK濃度)を表示してくれます。 情報を表示するためには「ウインドウ」→「情報を表示」を選択して情報運動を開いている必要があります。 「ものさしツール」 2点間の距離や、2線間の角度を計測するツール。 画像の回転をする時などに使用。 ・その他 「文字ツール」 文字通り、テキストを入力する際に用います。文字ツールを用いると文字レイヤーというテキストデータを保持したままの特殊なレイヤーが生成されます。 「ズームツール」 画像の拡大を行います。 Altキー(Macならoptionキー)を押しながら使用することで画像のズームアウトができます。 上記のアイコンは基本的なアイコンなので、標準装備みたいなものです。 逆に言えば、最低限これくらいは使いこなしましょう、ってことですね。。 上記以外の機能(アイコン)についても、いずれ説明していく予定です。 ■ 特殊なアイコン以下のアイコンは上で紹介したアイコン達の下に並んでいるものです。「Imege Readyの起動」を除くアイコンは、上で紹介したアイコンとは独立・平行して機能しています。 ・描画色/背景色 ![]() 手前の□の中の色が描画色。後ろが背景色になります。 それぞれをダブルクリックすることで色の変更ができます。また、スポイトツールを使えば描画色を指定した部分の色に変更することもできます。 ちなみに、左下の小さなアイコンをクリックすると描画色が黒、背景色が白(要するに初期設定に戻す)になります。結構便利です。 ・クイックマスク ![]() 描画モードとクイックマスクモードの切り替えができます。 クイックマスクについて、詳しくはこちら。 ・画面表示設定 ![]() 3段階に切り替わります。左から標準表示、フルスクリーンモード(メニュー付き)、フルスクリーンモード(メニューなし)になります。 フルスクリーンモードを使用すれば、画面全体に画像を表示できるようになり、作業スペースを広く取ることができるようになります。 ・Image Readyを起動 ![]() 一番したに付いているアイコンです。 Image Readyを起動するアイコンなのですが・・・、私は利用したことがありません(^^; ■ ツールボックスは出来るだけ使わないようにする(中・上級者向け)ツールボックスを使用しないでも、使用ツールの変更が可能なのは御存知でしょうか?初級者と、中・上級者の間にある大きな差の一つは作業時の手の位置なのです。 特に左手の位置と使い方の差なのです。 ある程度、フォトショップが使える人の左手は、ほぼ常にキーボード上にあります。 これは常にショートカットが使用可能な位置に手を配置しておく、ということです。 冒頭でツールボックスの使い方こそが、素人とプロの差である、と書きましたが。 何のことは、ありません。 プロはツールボックスをクリックする代わりに、ショートカットを活用しているだけです。 で、ショートカットというと「Ctrl+**」というCtrlキーと組み合わせて使用することを連想する人が多いのではないでしょうか? 実は・・・、フォトショップでは文字キーのみ(数字、記号を含む)のショートカットが存在します。 例えば、「M」は範囲選択ツール(矩形選択ツール)のショートカットになります。 ■ 最低限覚えておきたい、とても便利なショートカットと言うわけで。作業効率アップ間違いなしの、最低限使いこなしたいツールボックス関連のショートカットを幾つか紹介しておきましょう。 ■ 出張版 フォトショップ+α 【ツールボックス+α】上に書いたように、フォトショップの操作では左手をいかに活用するかが、作業効率をアップさせる鍵を握っていると言っても過言ではないです。その為になるべくツールの変更は、ツールボックスではなくショートカットを使いましょう、ということでいした。 しかし、ショートカットキーだけでは、アイコンを長押しして表示する隠されたアイコンを使用できないじゃないか? 実際にショートカットを使ってみて、そう思った人もいるでしょう。 実は、この長押しでアイコンを変更することもショートカットで代用可能なのです。 方法は簡単です。 各機能のショートカットに「Shiftキー」を加えるだけです。 例えば、ブラシツールのショートカット「B」に対し、ブラシツールと鉛筆ツールを切り替える際には「Shift+B」になります。 このショートカットを使えば・・・、ほとんど全てのアイコンをマウスなしで、ショートカットだけで選択できるようになるという訳ですね。 |
■miniコラム■
私は、ツールボックスをクリックすることは殆どありません。殆ど全てショートカットで行っています。 ツールボックスをクリックするのは、ショートカットをイキナリ教えても覚えることができない位の初心者に使い方を教える時くらいのものです。 初心者相手にショートカットを使用すると、相手はそのスピードについてこれないからです。覚える間も、理解する間もなく次の作業に移ってしまうからです。 逆に言えば、それくらいショートカットとアイコンクリックには時間的な差があるということですね。 |