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ペンタブレットをお絵かきツールとしてしか見ていない、そこのあなた。その認識は、大きな間違いです。 今回はペンタブの仕様から応用例まで、使ってみて初めて知った便利さを一挙公開します。 しっかりと見て行って下さいね。 | |
■ ペンタブレットのススメついに買いました。ペンタブレット。いやぁ、随分前から買おう買おうと思ってはいたのですが。なかなか手が出なかったんですねぇ。 実は会社員時代の先輩・後輩の何人かがペンタブユーザーでして…。その先輩のペンタブを借りたりはしたことがあったのですが、その時はイマイチ馴染みませんでした。 ですが、年賀状(2005)作成という一大イベント(?)を期に購入を決意。 使い慣れると…なかなかどうして使い勝手が良いのです。 □□□ ペンタブレットとは 〜外観・機能・値段〜 □□□■ 外観そもそもペンタブレットとはなんぞや?そんな人もいると思いますので軽く概要を説明しましょう。 ペンタブレットとはペン型の入力デバイスです。分かりやすく表現すれば、ペンの形をしたマウス、といったところでしょう。入力用のペンと感知用のタブレットからなっています。タブレットとは、ペンに対する板、もしくはメモ帳に相当する部分です。 最近では、このタブレット上で使える普通の形をしたマウスも付属品としてついてくるのが一般的です。 マウスで曲線を描こうとした場合、なかなか思うような曲線が描けませんよね。 これは、マウスを使うときの人間がマウスを動かそうと思っている方向と、マウスが実際に動く方向にズレがあるためです。例えばマウスを自分に対し真横に動かしても、マウス自体が斜め向いていたなら斜め方向に動くことになりますよね。 こういった方向感覚のズレの問題や移動距離の問題に加えて微動調整の難しさも重なり、マウスでは曲線や絵を描くのが難しくなっていると言えます。 ペンタブレットはこうした問題を軽減することで、フリーハンドでの描画を容易にしてくれるのです。 (世の中にはマウス操作の達人みたいな人がいて、マウスでもペンタブレット以上に精密な動きを実現する人もいます。でも、僕には無理です。そこらの人よりは正確にマウス操作を行う自信はあるんですがねぇ…) ■ 相対座標と絶対座標について マウスなどの座標入力デバイスの入力方法には、相対座標と絶対座標の2種類があります。 相対座標とは、今マウスのポインタのある位置からどのように動いたか?を示す方法です。通常のマウスはこの相対座標を採用しています。 対して絶対座標とは画面の隅に対して今、どの位置にポインタがあるか?を示す方法です。ペンタブレットはこの絶対座標になります。要するに、タブレットの入力エリア上での位置がそのままモニタでの位置に相当します。 タブレットでは手首の動く範囲内で自在に画面上を動かしまわることが可能になる、ということですね。 ■ 筆圧感知 ペンタレットには筆圧感知という機能が付いています。(安いタブレットにはこの機能の無いものもあります。感知の精度も機種によって異なります。) この筆圧感知機能をONにすれば、ペンタブレットにどういった強さで押し付けたかで、線の太さや濃さ、設定によっては色味なども変化させることができます。 ある意味で、ペンタブレット使って一番楽しい機能かも。 初めは1時間くらいは遊べそうな機能です。 ■ 傾き感知 ちょっといいタブレットになるとこんな機能も付いています。 ペンの傾きを感知して、それでブラシの形や濃さを変化させます。 筆圧感知の方もそうですが、傾き感知は対応するソフトウェアでしか働きません。 ■ サイズ・重さ ・タブレット
一般に入力サイズ(入力可能なエリア)がA4、A5、A6と3種類あります。実際のサイズは入力サイズよりも大きくなります。(例えば、入力A6だとB5ノートよりも少し小さいくらい…機種によりけり)
・ペンタブレットの重さは500g〜1500g(もちろんサイズによって異なります)
普通のペンと変わらない大きさです。重さも普通のペンと同じくらい。
■ 値段会社員時代の某先輩は「ペン(タブレット)に慣れたから、マウスは重くて使う気になれない」なんてムチャクチャなことを言っていました。でも、今ならすこし分かる気もします。ただしエアスプレー型のペンなど、特殊なペンは少し重くなるかも。(手にしたことないので分からない) 5,000〜50,000円 機能、性能、サイズなどによってピンキリです。当然ですが(^^;) ■ 通常のマウスとの併用も勿論可能です USBのプラグさえ残っているなら、タブレットとマウスの併用も通常は可能です。 □□□ ペンタブレットの利用法 □□□■ お絵かきペンタブレットの最も一般的な用途はやはり、お絵かき。 イラストのみならず、最近では漫画なんかもパソコンで描く人が増えているとか。 実際のところ、僕も年賀状のイラストを描こうと思って購入を決意したわけでして・・・。 ところが、買ってみて、使ってみてびっくり。 思わぬ活用法があることに気がついたのです。 ■ ブラウジング IE(インターネットエクスプローラー)やNN(ネットスケープナビゲーター)でWEBを見ようとするとき。 こんなときにもペンタブレットは大活躍。 なんと言っても、タブレットが相対座標ではなく絶対座標による入力デバイスであることが最も大きな要因ですね。 ブラウザ横にスクロール用のバーがありますよね。とても大きなファイルだったりすると、このバーは凄く小さくなるわけですが・・・。 タブレットなら、どんな状態でも手首の一ひねりで一番下まで動かすことが出来るのですね。 なんども何度も、マウスを上から下に移動させる必要がなくなるのです。 もっとも、マウスもホイールが付いているものでは格段にブラウジング効率が上がっているのですが。最近のペンタブレットの中には、このホイールに相当するタッチパネルまで付いている機種もあるのですねぇ。 WEBを見るときに、わざわざペンからマウスに持ち替えたりする必要は特に無いのです。 むしろ慣れれば、ペンのままの方がスムーズにブラウジングできる、ということです。 ■ OS操作 ずばり、OS操作にも役立ちます。 ビバ、絶対座標! ファイル操作や、フォルダ移動の際にも、とても有効なデバイスと言えます。 手首を動かす範囲内=モニタのほぼ全ての領域なので、「途中で変なフォルダに落としてしまった」なんてポカをする可能性は格段に減るはずです。 あと少しでゴミ箱なのに・・・、マウスの先に障害物があってポインタ(ファイル)がゴミ箱まで届かない!こんな経験ないですか?そんなことは、起こりにくくなります。 上のブラウジングでも同じことが言えるのですが・・・、OS操作にも活用しようと思うと小さめのタブレットの方が意味があります。なぜなら、狭い空間では、マウスの稼動範囲は限られ何度も同じ方向に動かす羽目になりますが、タブレットなら限定された空間でも自由に動かすことができるからです。 (ただし、一般的に描画には大きなタブレットが向いている様です。) なんにせよ、ペンタブレットは限られたスペースにおいて、より効果的な作業を約束してくれると言えます。 ■ プレゼンテーションにも 他の利用法として、プレゼンテーション時に利用するという利用法が挙げられます。現在はPower Point(Microsoft)などでプレゼンを行うのが一般的ですが、これにペンタブレットを組み合わせて使用する方法があります。 実際の使用法としては、Power Pointの画面をプロジェクタで表示しておき、その上から更にペンタブレットを用いて線や字を記入していくというものになります。 これにより、自分が相手に注目してほしいポイントを効率よく示すことが可能になります。 個人的にはpenplusパーソナルというソフトが、値段的にも手ごろかと思います。このソフトを使えば、どのアプリケーションを使用しているときでも画面上にペンタブレットを用いて(あたかもディスプレイ上にレイヤーを作るように)描画することが可能です。上位のバージョンでは色々と機能がついている様ですが、まぁパーソナルで十分かと思います。 ≫penplus 製品情報はこちら ■ ペンタブレットを使いこなす為に 〜練習法〜□□□ Photoshopを活用して練習する □□□■ 筆圧感知の練習方法実際に店頭にディスプレイされているペンタブレットを使ってみたことがある方も多いのではないでしょうか? おそらくその時は「なんか、使いにくいな・・・」とお思いだったことでしょう! 少なくとも私は店頭で触ってみて「イマイチ・・・」と思いました(^^; 今思えば、これは当然なのです。 なぜならば、どんな風に持って、どの程度の力でペンをタブレットに押し当てればよいか分からないのですから。加えて言えば、店頭にデモで置いているもの(商品)を壊しはしないかと、恐る恐る使うからです。 恐る恐るでは扱いにくくて当然です。 不肖ヨシカツの父は、つい最近PCを使い始めたのですが、初めはマウスを持つ手が震えるくらい力を入れていました。 「そんなに力んだ手じゃダブルクリックなんかできないよ(ってか腱鞘炎になるよ)」と言った記憶があります。 父の話はさておき、ペンタブレットの使用に関しても「脱力」は重要な項目でしょう。 あなたはこれからフォトショップでペンタブレットを使うのですから。シャープペンシルやマジックで線を描くのと同じくらい気楽に使えないといけないですよね。 しかも、「筆圧感知」機能を使いこなそうと思うと・・・これはもぅ練習しかありません。 でも安心してください。 私は、2、3時間で慣れることができました。1週間も使えばあなたもペンタブマスターになれるはずです。 で、具体的な練習方法。 それは、色々な線を描いて描いて描きまくる! さいわい、フォトショップの画面はコピー用紙と違ってお金がかからないです。(本当はフォトショップ自体にお金がかかっていますが)しかも、失敗したからといって紙を丸めてゴミ箱にポイなんて必要もありません。 なんて自然にやさしいのでしょう(^^;) とりあえず、なるべく大きな新規画像を用意して好きなだけ描きまくってください。 画面が埋まってきたら、Ctrl+A(画像全体を選択)を行って白で塗りつぶし(背景色を白にしてCtrl+BackSpace)ましょう。あるいは、画面全体を選択している状態でBackSpace(Macならdelete)を押せば一瞬で消去することができます。 このテクニックで、描いては消して描いては消して、を繰り返します。 この時の注意点としては、いきなり絵を描いたりしないことです。 好きなだけ、童心に返ったつもりで線を描きまくって下さい。 練習する際に試しておくとよい項目を、参考までに挙げておきましょう。 ・筆圧感知の「オン・オフ」でどう異なるか? 筆圧感知のオン・オフでの線の描画の違いを体験する。筆圧に関係なく一定量の入力となる「オフ」状態の方が役立つ場面も多い。どういった場面に使えるかを考えながら練習するべし。 ・実際に筆圧感知を「オン」にしてみて、どの程度の力で0%〜100%までの濃さになるのか? これが最重要項目。普段の筆圧が弱い人の場合、ちょっとくらい強めに描いてもまだまだ100%に足らないことがあります。どこまで力を入れてもいいのか、実際に絵を描く前に感覚を見につけておきましょう。 大抵のペンタブレットでは、ユーティリティを使うことで入力レベルと筆圧の関係を調節できるはずです。ここで好みに合わせることも必要になってくるでしょう。 ・ブラシの形を変えるとどの様な線が引けるのか? これは、タブレットでなくても同じなんですが・・・、ブラシの形状を変えて色々と試してみましょう。 ・カラーを「筆圧感知・オン」にしてみる。 カラーの筆圧感知機能を使ってみる。サイズや不透明度は直感的に分かりやすいが、カラーの筆圧感知機能は少し分かりにくいかもしれない。筆圧によって描画色から背景色へと色に変化を持たせる機能だ。ぜひ試して頂きたい。 ・フェードも試してみる。 筆圧感知機能のオン・オフ以外にも「フェード」という機能も付いています。フェードをしようすると筆圧に関係なく変化を起こすことが出来ます。横にあるステップの欄に数値を入力することで、どのようにフェードするかを設定することができます。ステップ値が大きいと徐々に変化が起こります。ただし、ステップの値に加えて元になるブラシのサイズもフェードの程度に大きな影響を持っています。 このフェード機能はマウスを使って擬似ペンタブレットを再現するときにも使えるのですが・・・ま、色々と試してみてください。 ・各種機能を組み合わせる。 複合的に使うことで、水墨画調の絵を簡単に書くことができたりもします。色々と試してみて下さいね。 ■ 絶対座標感覚をつかめ!! 上のほうでも書きましたが、マウスとペンタブレットの大きな違いは「相対座標と絶対座標の差」にあります。 ペンタブレットではタブレットの感知領域の位置が、そのままモニタの位置に相当します。 このことはペンタブレットがフォトショップ以外のオペレーションにも役に立つ最大の利点であると同時に、初心者(使い始めて1時間未満の人)が最も戸惑う点であるとも言えるでしょう。 モニタ=タブレット(絶対座標)に慣れると「手首で動く範囲でポインタを画面の端から端まで動かすことが出来る」ということが実際に分かってくると思います。(大きなタブレットの場合、手首で動く範囲+αが必要でしょうが。) □□□ Myペンタブレット紹介 □□□
これがヨシカツが買ったペンタブレット、WACOM intuos3 (クリスタルグレー) PTZ-430/G0です。普通のB5ノートと同程度の大きさしかないので、ノートPCの手前に置いてもさほど気になりません。さらに、このサイズのタブレットは軽量・小型。移動にも十分耐えると言えるでしょう。 あと・・・気になる値段ですが。私は2万円弱で購入しました。 決しては安いとは言わないけれど、まぁ普通のPC関連機器はこれくらいするわけですし。 もっと安いタブレットは色々とありますが・・・、実際のところ機能や性能が限定されてきますからね。この**はサイズこそ小さいですが、基本的なスペックは上位のものと遜色ないのがポイントです。 intuos3ではタブレットの左右に・・・という便利なパネルが付いています。もっともB5サイズでは左側にしか付いていないのですが、普段右手はペンを持っているわけなので。個人的には不満はなしです。左利きの人には・・・つらいかも、ですね。 タブレット上で使えるマウスが初めから付属していますが、残念ながら普段はこれは使いません。まぁ普通に使えるマウスなんですが、これまで使ってきたマウスが小型のもので若干ギャップがあるので使っていないのです。付け加えるなら、このタブレットのサイズだとマウスはますます使いにくくなるので・・・。 もし、この付属マウスも活用したいと言うのであればもう一つサイズの大きいタブレットにしたほうがよいのかもしれません。 ■ おススメのペンタブレット世の中には色々なペンタブレットが販売されています。値段もピンキリなら、性能もピンキリ。ということです。まずは、購入に当たって最低限注目すべき項目を紹介しましょう。知らずに買うと後悔するかも・・・。 ・入力エリアサイズ 入力エリアサイズはそのままタブレットの使いやすさに響いてきます。入力エリアが広いということは、入力エリアの単位面積当たりの絶対座標数が増えることになり・・・、まぁ要するに精細な描画が可能になります。 自分の作業スペース(机の広さ)も考慮に入れる必要があるでしょう。 ・最大読み取り速度 この数値が大きいと、素早くペンを移動させたときにも正確に描画できることになります。あまり小さいとカクカクした線しか描けなくなるってことですね。 ・筆圧感知レベル まずは、筆圧感知機能が付いているか・・・ですが。これに関しては、最近のペンタブレットには大抵付いているので心配ないと思います。激安タブレットを購入の際には気をつけて下さい。 筆圧感知レベルが高ければ高いほど、筆圧感知によるグラデーションが滑らかに得られるようになります。 下記リンクをクリックするとJoshinのホームページへ移動します。 ただし、ログインしないと値段が見れません。(登録は無料でできたと思います・・・) 申し訳ないです・・・。(私が謝ることでもないような・・・そんな気がしますが(^^;)) 下の方にあるAmazonでの検索結果へのリンクを貼っています。 こちらなら、値段も見れるはずです。
■ 他にも色々なタブレットが販売されています。是非、自分でも調べてみて下さいね。 ≫Amazonに行って自分で調べてみたい人はこちらから。タブレットの検索結果のページが開きます。 ≫Macユーザー御用達の店。秋葉館オンラインで探す。タブレットのページにリンクしてあります。 □□□ WACOMが新しいペンタブレットを発売 ( 2005.9.16 ) □□□WACOMから新しいペンタブレットが発売されたようなので。ちょこっと紹介しておきます。今回発売されたのは、ホビーユース向けペンタブレット。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS X 10.2.8以降 となっています。 価格はもちろん(?)オープンプライス。 今までのFavoと比較して新しくなった点は、タブレット本体前面に付いている画像操作時に利用可能なスクロールホイールと2つのファンクションキーです。タブレット付属のクリアカバーは着脱可能になっているので、トレーシングなどを行うのも簡単になっているようです。 筆圧レベルが512レベル。読取速度が最高100ポイント/秒となっており、プロユースではないです。が、まぁホビーユース向けとしては十分だと思います。何よりも、使用者からの要望に答えた、という(実用的な)デザインには注目ですね。 個人的には、ペンホルダーがタブレット上部にあるのがいいですね。いつも、なんとなく置き場に困るので。
■付属ソフト一覧(5種類付属の場合) 水彩LITE、PhotoCreator Simple for WACOM、プリプリまろん for WACOM、ケータイまろんお試し版、PenPlusパーソナル、タブレットシートメーカー □□□ ペンタブレット関連のおススメ書籍 □□□■ ペンタブレットを使いこなす手助けになる書籍を紹介。始めよう!タブレットとパソコンですらすら絵を描く 出版社:アスキー 199 p PhotoshopやPainterを使って絵を描く方法が基礎から説明されています。ペンタブレットを具体的にどう使うかを知る手助けになるでしょう。 タブレット+Photoshop Elements お絵かき・工作教室 for Windows&Macintosh 出版社:毎日コミュニケーションズ 223 p フォトショップエレメンツをタブレットで使う方法を紹介しています。後半にはタブレットのテクニックとは直接関係無い工作教室が付いていますが(おぃおぃ) タブレット&Painter Classicで絵を描こう―パソコンでカンタン&上手に絵を描く方法を教えます!! 出版社:IDGジャパン 231 p Painterはイラスト描く人にはフォトショップ以上に人気のあるソフトですよね。プロの中にも、まずはPainterで描いて仕上げはPhotoshopって人がそこそこいます。 |